◆目的
表皮と真皮の間に薬液を注入します。
ツベルクリン反応やアレルゲンテスト、
抗生剤や造影剤等のアレルギー反応テス
トなどの時に実施されます。
造影剤のテストの場合は少量を静脈注射。
以前は抗生剤や造影剤の反応テストは多く
実施されていましたが、最近では問診等で
疑わしい場合などに実施されたり投与する
時は充分注意して投与するようになっています。
テストで陰性になってもアレルギー反応を
起こす方も少なからずいらっしゃる為に、
有用性が疑問視され現在では注意書きから
反応テストの実施が削除されています。
抗生剤等のアレルギー反応テストに関する
詳細は下記ページ内に記載してあります
看護関連用語集のページサイト内
アナフィラキシー
●注射針のサイズ
26G 27G
●注射する部位
前腕内側が最も多いです。
他に上腕外側。
●注射液の量
0.02ml-0.2ml
量は目安です。注射剤により量が違います
●注射針挿入時の角度
針を刺す角度は、皮膚とほぼ平行にします。
薬液が入ると、はっきりとした膨疹ができます。
●注射後のマッサージ
ツベルクリンやアレルゲンなど注射液の
反応を診ますので、注射後はもんだり
さすったりしない、触らないことが大切です。
皮内注射
続きはこちらです→ 皮下注射
注射と穿刺 項目一覧
◇参考文献
インターネット
ウィキペディア
ja.wikipedia.org/wiki/注射
厚生労働省HP内
医薬品・医療用具等安全性情報
www.mhlw.go.jp/houdou/2004/10/h1028-2a.html
書籍
「写真でわかる基礎看護技術① 看護技術を基礎から理解!」p15~p19
インターメディカ
「医学大辞典」医歯薬出版株式会社