①カフ圧計と気管チューブを接続チューブでつなぐ
カフ圧計のルアー接続部と気管チューブ
のパイロットバルン(インフレーション
ライン)のバルブ(一方弁)に付属の接続
チューブ(耐圧チューブ、延長チューブ等)を接続します。
接続する時は破損しない様に、リークがない様に注意します。
②カフを拡張させる
グリップ(インフレーションバルブ、空気
ポンプ等)をおして、カフに空気を送り込みます。
適正な圧よりやや高めに圧を上げる。
(文献例60~90cmH₂O)
ある程度膨らませることで、気管壁にカフ
をより均一に密着させることが出来ます。
③適正な圧に調節
カフを高い圧で膨らませた後はすぐに
リリースボタン(圧力調製ネジなど)で
徐々に減圧(空気を抜く)して、適正な
圧に調節します。
適正な圧はカフの種類(気管チューブの
種類)などで多少異なります。
参照→ 適正なカフ圧について(当HP内)
④エアリークがないことを確認する
調節後は、リリースボタンを離しても、
適正な圧が維持されているか確認します
聴診や人工呼吸器の換気量のチェック等
で、エアリークの有無を確認します。
⑤接続チューブを取り外す
計測する前に正常に機能するかチェックします。
チェックの例
ハイ・ロー・ハンドカフ圧 ゲージⅡの場合
ルアー接続部分を指などで塞いで、
120cmH₂Oまで圧を上げます。
その値が2~3秒間維持されることを
確認します。
続きはこちらです→ カフ圧計の使用方法②