検温とは体温を測ることです。
通常は深部体温に近い温度を測ります。
検温の方法には測定する部位別に、腋窩
検温法、口腔検温法、直腸検温法、鼓膜検温法があります。
それぞれ測定する方法や使用する体温計
測定時間などが異なります。
医療機関で検温する時は、成人の場合は
通常は電子体温計を使用して、腋窩で
測ることが殆どだと思います。
新生時や乳幼児の場合は、直腸であれば
水銀体温計を、鼓膜であれば赤外線を
利用した耳式体温計を使用する場合が
多いと思います。
検温をする時は、なるべく同じ条件下で
測定した方が、異常の早期発見につながります。
測定する時間帯や測定部位、安静時など
同じ条件のもとで測定することが大切になります。
続きはこちらです⇒ 検温の時間帯
検温の方法
体温項目一覧
- 体温とは?
- 体温の温度差
- 体温の基準値
- 体温異常とは?
- 体温の異常値
- 発熱とは?
- 発熱の原因
- うつ熱とは?
- うつ熱の要因
- 熱中症について
- 放熱の調節
- 産熱について
- 心配のない体温上昇
- 体温低下について
- 体温低下の機序
- 低体温(症)について
- 低体温(症)の症状
- 低体温(症)の対処
- 体温測定について
- 体温の記録
- 体温測定の目的
- 体温の測定部位
- 体温測定の方法
- 検温法について
- 検温の時間帯
- 検温時の注意点
- 腋窩検温法
- 口腔検温法
- 直腸検温法
- 鼓膜検温法
- その他の深部の検温法
- 外殻温度(末梢皮膚温)の測定方法
- 体温計について
- 電子体温計
- 水銀体温計
- 水銀体温計で注意すること
- 水銀体温計を破損した場合の処理
- 水銀の取り扱いについて
- 水銀を吸い込んだ場合は?
- 水銀を誤って飲み込んだ場合は?
- 赤外線体温計
- 腋窩体温計
- 口腔体温計(婦人体温計)
- 鼓膜体温計(耳式体温計)
- 直腸体温計(肛門体温計)
- その他の深部温度を測定する体温計
- 末梢皮膚温用の体温計
- 体温計の使用後の取り扱い
- 体温計の消毒と保管
- 体温測定に関するはてな?
- 体温計に関するはてな?
- その他のはてな?
◇参考文献
書籍
「最新医学大辞典」 医歯薬出版株式会社 p869
「ナース必携最新基本手技AtoZ」EXPERT・NURSE 小学館 p33~p36
「フィジカルアセスメントナースに必要な診断に必要な知識と技術」医学書院 p33~p35
「ナースのための感染症マニュアル」ナース専科 文化放送ブレーン p22 p23
「人体生理学ノート」 金芳堂 p57
「ナースに必要な日常英語表現と略語」第2版 医学書院 p158
「ポケット版カルテ用語辞典」編集大井静雄 照林社発行 小学館発売 p8
「家庭医学大百科」主婦の友社 p1231
インターネット
「ウィキーぺディア」
http://ja.wikipedia.org/wiki/バイタルサイン
http://ja.wikipedia.org/wiki/体温