胃瘻のメリットとデメリット

経鼻栄養法や中心静脈栄養などとの比較になります。

◆胃瘻のメリット
●事故抜去の危険性が少ない
他の栄養法では経鼻カテーテル又は点滴
チューブが体外に出ている長さが長い為
邪魔になりやすく、無意識のうちに自己
抜去したり、固定がしっかりしていない
と自然に抜ける可能性が高くなります。

●管理が簡単
慣れるまでは大変かもしれませんが管の
交換方法は他の栄養法に比べて簡単です
又、交換までの期間が長いため患者さん
の負担が減ります。

●外見が気にならない
腹部に造設されるので衣類等で隠すこと
が出来るため気になりません。

●苦痛が少ない
管の交換回数や栄養剤などの注入時間が
短いため患者さんの負担がそれだけ少なくなります。

●感染や汚染の危険性が低い
胃瘻を造設したはじめは傷口からの感染
の危険がありますが胃瘻が完成した後は
他の方法と比較するとより低くなります


◆胃瘻のデメリット
●肉体的にも心理的にも大きな影響がある
腹壁や胃に穴をあけるということは、
初めての方にはかなり勇気がいると思います。
チューブの管理などにもある程度経験が
必要なため慣れない時期は本人も家族も
心理的な不安が強いのではないかと思います。
例えばチューブが抜けたりした場合の
対処が出来るかどうか、異常の早期発見
が出来るかどうか等、最初は不安も大きいと思います。

●腹膜炎の危険がある
胃瘻のチューブが抜けたら腹膜炎の危険があります。




胃瘻 項目一覧

◇参考文献
書籍
「PEG(胃瘻)栄養・適切な栄養管理を行うために」改訂版フジメディカル出版 2009
「胃瘻PEG合併症の看護と固形化栄養の実践」日総研 2007
最新医学大辞典(医歯薬出版株式会社)
広辞苑
ポケット看護辞典(廣川書店)

インターネット
ウィキペディア
ja.wikipedia.org/wiki/胃瘻
ja.wikipedia.org/wiki/食事療法
ja.wikipedia.org/wiki/流動食
PEGドクターネットワーク
www.peg.or.jp/
経皮内視鏡的胃瘻造設(PEG)業績紹介ページ
http://peg.fukiage-clinic.com/
日本流動食協会
www.ryudoshoku.org/