低体温とは、核心温度が35度以下に低下した状態。
通常は直腸温が35度以下の状態を低体温症といいます。
○初期~軽度の症状
(35℃~33℃)
寒気、冷感、ふるえ等から始まる。
徐々にふるえがひどくなり、口唇色
や顔色が蒼白になる。
細かい手作業が困難になる。
徐々に歩行も困難になり、会話に支障をきたす様になる。
○中等度の症状(33℃~30℃)
まわりに対しての関心がなくなる。
徐々に意識レベルが低下し始める。
起立できなくなる。
心拍数の軽度低下。
○重度の症状(30℃~25℃)
さらに進行すると、意識が混濁し錯乱、幻覚などが出現。
呼吸数や心拍数の低下。
○重篤(25℃~20℃)
昏睡状態。
呼吸数や心拍数の著名な低下。
*低体温症による死を凍死と呼びます。
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