体温の温度差


体温は体の部位により温度差があります。
腋窩温、口腔温、直腸温の3ヶ所を比較すると、
温度の高い順に、
直腸温 > 口腔温 > 腋窩温 の順番になります。

腋窩温を基準にした温度差は、
通常は直腸温では、約1. 0℃
口腔温では、約0.5℃
*鼓膜温は直腸温とほぼ同じ

●体温の変動 
子供は、やや高め、高齢者は、やや低め。
女性の場合は、月経前期に低く、排卵期に上昇。
麻痺のある方(患側)が低め。
午前中はやや低め、午後はやや高め
運動や食後、入浴後などは高め。


小児の場合は新陳代謝などが活発な為、成人より高めになりがちです。

高齢者の場合は代謝などが低下してくるため、低めになりがちです。

麻痺側は健側より血流低下などになりやすいため低めになりがちです。

☆個人差もあります。


続きはこちらです⇒ 体温の基準値



体温項目一覧



◇参考文献
書籍
「最新医学大辞典」 医歯薬出版株式会社 p869
「ナース必携最新基本手技AtoZ」EXPERT・NURSE 小学館 p33~p36 「フィジカルアセスメントナースに必要な診断に必要な知識と技術」医学書院 p33~p35
「ナースのための感染症マニュアル」ナース専科 文化放送ブレーン p22 p23
「人体生理学ノート」 金芳堂 p57
「ナースに必要な日常英語表現と略語」第2版 医学書院 p158
「ポケット版カルテ用語辞典」編集大井静雄 照林社発行 小学館発売 p8
「家庭医学大百科」主婦の友社 p1231

インターネット
「ウィキーぺディア」
http://ja.wikipedia.org/wiki/バイタルサイン

http://ja.wikipedia.org/wiki/体温