臨床現場では体温低下よりも体温上昇に
接する場合が殆どです。
体温上昇の異常値の目安としては、
平熱より1℃以上高い場合で、臨床現場
では37.0℃以上を異常としていますが
個人差がありますので、平熱が低めの人
は注意が必要です。
体温低下の場合は、直腸温が35.0℃
以下を低体温(症)としていますが、
腋窩温で35℃以下の場合でも注意が必要です。
《体温の正常値と異常値》
35.5度~37.5度 正常
37度~37.9度 微熱
38度~38.9度 中等度の発熱
39度以上 高熱
体温が上昇する原因には心配のない
一時的なものもあります。
続きはこちらです⇒ 発熱とは?
◇参考文献
書籍
「最新医学大辞典」 医歯薬出版株式会社 p869
「ナース必携最新基本手技AtoZ」EXPERT・NURSE 小学館 p33~p36
「フィジカルアセスメントナースに必要な診断に必要な知識と技術」医学書院 p33~p35
「ナースのための感染症マニュアル」ナース専科 文化放送ブレーン p22 p23
「人体生理学ノート」 金芳堂 p57
「ナースに必要な日常英語表現と略語」第2版 医学書院 p158
「ポケット版カルテ用語辞典」編集大井静雄 照林社発行 小学館発売 p8
「家庭医学大百科」主婦の友社 p1231
インターネット
「ウィキーぺディア」
http://ja.wikipedia.org/wiki/バイタルサイン
http://ja.wikipedia.org/wiki/体温