ここでは、主に成人用の従来型の標準的
なチューブについて記載しています。
◆気管内チューブとは?
気道を確実に確保するために、気管内に
挿入する細長い管。
挿管チューブ、気管チューブとも呼ばれています。
口又は鼻から挿入し、気管内に固定します。
◆構造と各部の名称
チューブ本体に、コネクタ、カフ、
パイロットバルン、 インフレーション
ライン、マーフィー孔(孔の無いものも
あります)、X線不透過ライン、
ベベル、一方弁、リングマーク、目盛、
などが付いています。
チューブ先端の側面に、
孔(マーフィー孔)があります。
(孔がないものもあります)
気管内チューブの先端から2~3cmの
部分に、カフ(バルーン)が付いています。
チューブの中央よりやや上の部分から
インフレーションラインが枝分かれして
います。
インフレーションラインの先に、
パイロットバルンが付いています。
パイロットバルンの先に一方弁がついています。
チューブ本体の上部にコネクタが付いています。
気管内チューブの種類により構造等が多少異なります。
又、メーカーによって各部の名称も多少異なります。
新生児や小児の場合はカフなしのチューブ
を挿入する場合が多いです。
続きはこちらです⇒ 気管内チューブの役割