痰の性状


●痰の性状で考えられる主な原因 
○漿液性の痰
ウィルス感染、ほこりやアレルギー等。
疾患としては、肺水腫、気管支喘息の
発作時など。

○粘液性の痰
喫煙、気管支喘息 など。

○膿性の痰
細菌による感染症。
肺化膿症、気管支拡張症
感染による肺炎 など。

○泡を含む痰
血液を含んでいる場合は、肺結核、肺癌
肺うっ血、肺水腫、心不全等が考えられます。

〇三層痰
気管支拡張症や肺化膿症など、痰の量が
多い疾患に見られます。


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同じ疾患でも病状の変化で痰の色や性状が
変わることもあります。
例えば、気管支炎の初期症状は、さらさら
した漿液性の白い痰で始まり、症状が進む
につれて、どろっとした粘液性の痰に変わることもあります。
細菌などが感染した場合は、黄色や緑っぽくなったりします。

感染症でも病原体の種類によって痰の性状
や色が違う場合もあります。
又、随伴症状、例えば発熱や呼吸困難、咳
などの症状も合わせて判断されます。

痰の性状の原因はここで記載した以外にも色々あります。
一般的によく知られている症状や原因に
ついてまとめてあります。
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続きはこちらです→ 痰の色


開設日:2017/09/10






◇参考文献
書籍
「フィジカルアセスメントナースに必要な診断の知識と技術第4版」p41
「最新医学大辞典」喀痰 p198
「今日の臨床検査」喀痰検査 p133~p135
「新検査マニュアル」喀痰検査 p46
「はじめてであう小児科の本」p78~p88
「smartnurse 目で見てわかる吸引・排痰術」p18~p20

インターネット
ウィキーペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/痰
https://ja.wikipedia.org/wiki/上気道
https://ja.wikipedia.org/wiki/下気道