赤外線センサーで鼓膜温を測定します。
鼓膜からの赤外線の量を検出し、デジタル表示されます。
鼓膜温は内頚動脈の温度に影響を受けて
おり、脳(中枢)温に近い温度とされています。
ボタン電池が内蔵されています。
測定時間が数秒(最短で1秒)で出来る
為、主に乳幼児に使用されていますが、
より中枢温度を把握するために成人にも
使用される場合もあります。
鼓膜を正確にとらえないと低い値が出て
しまう為、正確に測定するには熟練を要する場合が多いようです。
乳幼児の場合は、外耳道が太く短い為、
成人よりは、やり易いようです。
赤外線センサーによる温度測定は、耳式
だけではなく、さらに側頭部式、前頭部式も登場してきています。
続きはこちらです⇒ 直腸体温計(肛門体温計)