心電計には12誘導心電計、モニター心電計、ホルダー心電計、
パソコン心電計などがあります。
◆12誘導心電計
医療機関で一般的に使用されている心電計です。
外来などで検査を受ける時に使用される
短時間で記録する心電計になります。
1誘導しか記録できない心電計から
12誘導全て同時に記録できる心電計
まで様々な機種があります。
解析機能の付いた機種や自動的に誘導が
切り換わる機種などもあります。
◆モニター心電計
心臓の監視が連続して必要な時に使用される心電計になります。
心臓疾患のある方や重症患者さん、
不整脈や電解質異常など循環器の監視が
必要な時に使用されます。
◆テープ心電計(ホルダー心電計)・携帯型心電計
不整脈や狭心症などの疑いがある時に、
使用されるケースが多い心電計です。
通常は、電極を装着したまま、24時間
にわたってテープに記録されます。
不整脈や安静時の狭心症発作などは、
短時間の検査では診断出来ない事が多い
為、24時間の検査が必要になります。
◆パソコン心電計
パソコンやPDA、スマホ、iPad等の端末
にECGカード等を接続して心電図の
波形をいつでも何処でも見ることが出来ます。
データの解析や保存など様々な利便性を
備えています。
往診や病室などでもすぐ活用できます。
続きはこちらです→ 心電図の雑音(ノイズ)について
心電計の種類
心電図項目一覧
- 心電図検査の概要
- 心電図の原理
- 四肢誘導
- 標準肢誘導(双極肢誘導)
- 単極肢誘導
- 胸部誘導
- 心電図波形の振れ
- 心電図波形の種類と意味
- P波について
- QRS群(QRS波)について
- Q波、R波、S波、ST部分、T波、U波
- 主な波形の基準値
- 心電計について
- 心電計の種類
- 心電図の雑音(ノイズ)について
- 心電計の操作パネルの大まかな名称と役割
- 心電図検査の実施手順 概要
- 心電計と対象者の準備 手順 例
- 電極を装着する等手順 例
- 心電図を記録する等の手順 例
- 記録した心電図の整理・保管と後始末 例
◇参考文献
書籍
「心電図・ナースのためのワークブック」金芳堂
「ナース必携最新基本手技AtoZ」EXPERT・NURSE 保存版 小学館
「ナース必携・心電図マニュアル」臨時増刊号 保存版 小学館
「写真でわかる基礎看護技術②」株式会社インターメディカ
「最新医学大辞典」医歯薬出版株式会社
インターネット
ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/心電図