発熱の主な原因には、感染、脳疾患、
悪性腫瘍、膠原病、アレルギー、薬剤などがあります。
◆感染による発熱
発熱の原因としてもっとも多いのが
感染です。
細菌やウィルスなどの病原体が体に
侵入(感染)すると体の各器官に炎症
を惹き起こしたり、敗血症などの全身に
影響を及ぼす場合もあります。
《主な感染症》
上気道炎、気管支炎、肺炎などの呼吸器
感染、食中毒、胆のう炎、肝炎、虫垂炎
等の消化器系の感染、膀胱炎、腎盂腎炎
前立腺炎などの泌尿生殖器の感染、
心膜炎、静脈炎、心筋炎、大動脈炎等の
心血管系の感染、髄膜炎や脳炎などの
中枢神経系の感染、中耳炎、皮膚炎、敗血症、結核、伝染病など。
◆脳の障害による発熱
脳内出血や脳腫瘍、頭部外傷などで、
体温調節中枢の部分が圧迫された場合など。
◆その他
悪性腫瘍、膠原病、アレルギー反応、
薬物、ホルモン異常(甲状腺機能亢進症など)、金属熱など。
甲状腺機能亢進症の場合は、基礎代謝が上昇する為、体温も上昇します。
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