- ケアミックス型病院
急性期医療と慢性期医療等、異なる医療体制(機能)を
併せ持つ病院。
一般病床と療養病床を持つ病院が多い。
病棟ごとに同じ機能を持つ病院と、ひとつの病棟に異なる機能を
併せ持つ病院があります。
- 経管栄養法
管(チューブやカテーテルなど)を介して、栄養や水分などを補給する
方法を経管栄養法といいます。
経口摂取が長時間出来ない場合や、栄養が不十分な場合に実施されます。
腸を通さず太い静脈から栄養を補給する方法を
中心静脈栄養法といいます。
広義の意味では、高カロリー輸液(中心静脈栄養)や末梢静脈栄養も
経管栄養法に入ります。
腸を通して栄養を補給する場合を、経腸栄養法といいます。
経鼻栄養法・胃瘻栄養法・空腸栄養法などがあります。
腸を通さず静脈から栄養を補給する方法を静脈栄養法といいます。
静脈栄養法も広義の意味では経管栄養法に入ります。
- 経口摂取
口から飲食すること。
薬剤などを口から与えることを経口投与。
- 経腸栄養剤
経腸栄養法(経鼻栄養法、胃瘻・空腸瘻栄養法など)で注入される
栄養剤。自然食品流動食、半消化態栄養剤、消化態栄養剤、
成分栄養剤などがあります。
- 経皮
「皮膚を通しての」意味。
- 経鼻栄養法
胃や十二指腸の中まで挿入した管から、流動食や水分などを注入
する方法。
片方の鼻腔から栄養チューブを挿入します。
- 経鼻カテーカル
鼻から胃内などへ挿入する管。
☆呼び方は他にも、経鼻栄養チューブ
ストマックチューブ(ST)、マーゲンゾンデ、ガストロチューブ
など いろいろあります。
- ゲージ
注射針のサイズに用いられる単位を
ゲージといいます。
「G」で表します。
数字が大きくなるほど、注射針の外径は
細くなります。
病院などで主に使用されている大きさは
16G~27Gです。
詳細は下記をご参照ください(当サイト内)
注射針のサイズとカラーコード
- 血圧
血圧とは血液が血管の壁に及ぼす圧力のことです。
心臓の左心室から血液が全身に送り出されます。
心臓が収縮することにより左心室内の血液を動脈に送り出しています。
この収縮時に全身の動脈に圧力がかかります。
血管は動脈と静脈、毛細血管等がありますが、血圧と言えば
通常、動脈の血圧をさします。
血圧は血管の場所によって異なります。
通常は上腕動脈の血圧を基準にしています。
詳細は下記をご参照下さい(当サイト内)
血圧について
- 血液ガス分析
血液ガス分析とは?
血液中に含まれている酸素や二酸化炭素
の割合、pHなどを測定することを
血液ガス分析といいます。
略して「血ガス(けつガス)」という
場合が多いです。
通常は動脈血を採取します。
詳細は下記をご参照下さい(当サイト内)
血液ガス分析
- 血液型検査
人の血液型には、ABO式とRh式があります。
主に、血液型の確認の時と、輸血の時に実施されます。
詳細は下記をご参照下さい(当サイト内)
血液型検査
- 血液凝固促進剤
血液凝固促進剤は血液を早く固まらせる
働きがあります。
血清を検査する時に使用され血餅と血清
の分離を早めます。
詳細は下記をご参照下さい(当サイト内)
血液凝固促進剤
- 血液抗凝固剤
血液抗凝固剤は血液の凝固を防ぐ薬剤です。
抗凝固剤は血液の凝固の進行を妨げる
役割があります。
詳細は下記をご参照下さい(当サイト内)
抗凝固剤
- 血液透析用留置針
血液透析用留置針は人工透析を行う為の
血管留置針です。
販売名には、クランプキャス ハッピー
キャスなどがあります。
末梢血管用留置針としても、使用されて
いる種類があります。
詳細は下記をご参照下さい(当サイト内)
血液透析用留置針
- 血液培養検査
発熱などの原因菌を調べる時に実施され
る検査です。
以前は動脈血の培養検査が多く実施され
ていましたが、現在では静脈血での検査
が多くなってきています。
詳細は下記をご参照下さい(当サイト内)
血液培養検査
- 血液分離剤
血液検査の時に必要とされる検体には、
血清、血漿、全血があります。
分離剤は血清と血漿を保管、検査する時に役立ちます。
保管する時は血清や血漿の移し替えを
することなく、採血管のまま保管できま
す。又検査するときの移し替えも容易に出来ます。
分離剤は白色透明のゲル状になって、
あらかじめ採血管内に入っています。
詳細は下記をご参照下さい(当サイト内)
血液分離剤
- 血管迷走神経反射
痛みやストレス、精神的ショックなどが
誘因となって迷走神経や血管運動中枢が
刺激されると、心拍数の減少や末梢血管
の拡張等を引き起こします。これらの
反応が血管迷走神経反射(反応)です。
詳細は下記をご参照下さい(当サイト内)
血管迷走神経反射・反応(VVR)
- ◇参考文献
書籍
「わかりやすい病態生理」小学館
「最新医学大辞典」医歯薬出版株式会社
「PEG(胃瘻)改訂版適切な栄養管理を行うために」フジメディカル出版
「医学大辞典」
「家庭医学大百科」
「広辞苑」
インターネット〉
「フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)」