看護関連用語集は行・ハ

  • バイオプシー
    生検(せいけん)
    体の組織や臓器の一部を採取して検査すること。

    病理検査である組織診の時に使われる
    「生検」は生体組織診断のことで、
    バイオプシーとも呼ばれています。
    死体を解剖して検査する時の剖検に対し
    生体から検体を採取するため「生検」と
    呼ばれています。

    生検は検体検査の一つです。
    臨床検査は大別して検体検査と生体検査
    があります。
    生体検査は生理機能検査又は生理検査と
    呼ばれるこもあります。
    生体検査のことを「生検」とは通常いいません。


  • バイタルサイン
    バイタル(vital)とは、
    「命の、生命の、生命を保つのに必要な・・」等の意味です。
    生命を維持していくうえで不可欠なサイン、生命徴候を
    バイタルサインといいます。
    生体が生きている状態を示すしるしのことです。

    詳細は下記をご参照下さい(当サイト内)
    バイタルサイン概要


  • バッカル錠
    臼歯と頬の粘膜の間に含ませて、唾液でゆっくり溶かして、口腔の
    粘膜から吸収させる薬。
    内服薬では効果が著しく減弱する薬。
    *内服薬の場合は肝臓の代謝を受ける為、薬効が薄れる場合がある。


  • 抜管
    体内に挿入された管を抜くこと。
    気管内に挿管された気管内チューブ等を抜くこと。

    気管内挿管については下記をご参照ください(当サイト内)
    気管内挿管 概要


  • 発熱
    発熱とは発熱物質や脳の疾患により、体温調節中枢が影響を
    受けた時に体温が上昇する機序を発熱といいます。
    発熱物質には外因性のものと内因性のものとがあります。
    外因性の発熱物質には病原菌や毒素、組織や細胞の壊死、
    薬剤などあります。
    内因性の発熱物質は、外因性のものが原因で体内でつくられる物質です。

    詳細は下記をご参照下さい(当サイト内)
    発熱


  • パルスオキシメーター
    脈拍数と経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)を測定する医療機器。
    皮膚を介して動脈血酸素飽和度を測定する医療機器。

    詳細は下記をご参照下さい(当サイト内)
    パルスオキシメーター


  • ◇参考文献
    ★生検
    書籍
    「最新医学大辞典」(医歯薬出版株式会社)p521 p524 p579 p868 p959 p1421
    「今日の臨床検査」南江堂 p122 p625-p628 p606
    「最新データ検査値読み方マニュアル」文化放送ブレーン p9
    「人体生理学ノート」金芳堂 p89 p94 p103-p104

    インターネット
    厚生労働省サイト内
    検体検査について
    https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02251.html

    フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
    https://ja.wikipedia.org/wiki/検体検査
    https://ja.wikipedia.org/wiki/生体組織診断