- 生検
バイオプシー
組織を採って検査に出すこと。
病理検査である組織診の時に使われる
「生検」は生体組織診断のことで、
バイオプシーとも呼ばれています。
死体を解剖して検査する時の剖検に対し
生体から検体を採取するため「生検」と
呼ばれています。
生検は検体検査の一つです。
臨床検査は大別して検体検査と生体検査
があります。
生体検査は生理機能検査又は生理検査と
呼ばれるこもあります。
生体検査のことを「生検」とは通常いいません。
- 正常洞調律
正常洞性調律ともいいます。
心臓の生理的な刺激発生部位である洞(房)結節からの正規の
調律のことです。
通常は規則的に調律が行われますが遅くなったり速くなったり
不規則になったりすることもあります。
1分間に50回(又60回)未満の洞調律を洞(性)徐脈、
100回以上の洞調律を洞(性)頻脈、不規則な洞調律を洞(性)
不整脈といいます。
- 整脈
脈拍(心拍)のリズム(調律)が規則的で、正常な心拍数で
拍動している脈を整脈(又は正常洞調律)といいます。
リズムが不規則になったり、心拍数(脈拍数)が異常な脈を
不整脈といいます。
- 赤外線体温計
体の表面からは常に赤外線が出ています
赤外線体温計は赤外線を検知して温度を測る体温計です。
測定する部位は、鼓膜、前額部、頚部、鼻などを測定できます。
測定時間が最も短い測定方法です。
鼓膜を測定する体温計は耳式体温計と呼ばれ、乳幼児や腋窩
検温が困難な高齢者には便利です。
- 咳喘息
何週間も続く咳。
ゼーゼー、ヒューヒューといった喘鳴を伴わない空咳。
呼吸困難や発熱を伴わず、痰も殆どないのが特徴。
普通の咳止めは効かず、ステロイド薬の吸入がよく効く。
- セミクリティカル機器
スポルディングの機器分類の一つ。
正常な粘膜には接触しても、血管や無菌組織には触れない機器。
例: 内視鏡、気管内チューブ、経鼻カテーテル、など
セミクリティカルは中程度の処理で
中水準、高水準の消毒が必要です。
詳細は下記をご参照下さい(当サイト内)
スポルディングの分類:セミクリティカル(感染度が中)
- セミファーラー位
上半身の角度が水平になったベッドなどから15度~30度拳上
した姿勢。
- ◇参考文献
★生検
書籍
「最新医学大辞典」(医歯薬出版株式会社)p521 p524 p579 p868 p959 p1421
「今日の臨床検査」南江堂 p122 p625-p628 p606
「最新データ検査値読み方マニュアル」文化放送ブレーン p9
「人体生理学ノート」金芳堂 p89 p94 p103-p104
インターネット
厚生労働省サイト内
検体検査について
www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02251.html
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ja.wikipedia.org/wiki/検体検査
ja.wikipedia.org/wiki/生体組織診断