看護関連用語集や行・ヤ


  • 薬剤耐性
    細菌やウィルスなどの病原微生物やがん細胞などが薬剤に対して
    抵抗性を示すこと。
    耐性を持つと、病原微生物などに対して抗生物質などの薬剤が、
    効かない又は効き難くなる。

    *人の体が薬に対して抵抗性を示す場合もあります。
    同じ薬剤を繰り返し使用することで、その薬に対して耐性ができ
    効果が減弱する場合もあります。
    耐性を生じやすい薬には、向精神薬、インスリン、
    ニトログリセリンなどがあります。


  • 薬剤耐性菌
    薬剤に対して抵抗性をもつ菌。
    薬剤に対して抵抗性を持つと、薬の効果が減弱、又は効かなくなる。

    *抗生物質であるメチシリンに対して抵抗性を持つ黄色ブドウ球菌、
    MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)がよく知られています。