- 遅脈(ちみゃく)
脈拍の性状の一つで、脈拍の速さになります。
脈拍の速さは、脈の立ち上がりと下降の速さを表します。
左心室の収縮の強さと速さを反映しています。
左心室の収縮力が低下すると遅脈になります。
脈の立ち上がりと下降が緩やかになります。
触れている指先に感じる血管の充満の度合いを確認します。
最も心臓に近い動脈の拍動部位は頸動脈になります。
その為、脈拍の速さは頸動脈のほうが確認しやすくなります。
*遅脈と徐脈は違います。
遅脈は1回の脈拍の立ち上がりと下降の速さが遅い脈になります。
徐脈は脈拍数が少ない脈になります。
脈拍に関する詳細は下記をご参照ください(当サイト内)
脈拍項目一覧
- チュアブル錠
水なしで、噛んで服用できる錠剤。
- 中心静脈圧
CVP(Central Venous Pressure)
右心房に近い大静脈の圧。
右房圧を反映。
正常値(参考数値) 5~10mmH2O(4~8mmHg)
- 直腸検温法
直腸の温度を測定する方法です。
直腸検温の適応は他の測定法では危険又は正確な測定値が得ら
れないケースや深部体温に最も近い温度を測定したほうが
いいケースなどがあります。
直腸用(肛門用)の水銀体温計、又は直腸用(肛門用)の
電子体温計を使用します。
モニターで観察が必要な時は、直腸用の体温プローブ等を使用します。
詳細は下記をご参照下さい(当サイト内)
直腸検温法
- 直腸体温計
肛門体温計とも呼ばれています。
直腸温は核心温度(深部体温)に最も近い温度とされています。
直腸用の水銀体温計と電子体温計があります。
直腸用の水銀体温計は棒状で先端が球形になっています。
詳細は下記をご参照下さい(当サイト内)
直腸体温計(肛門体温計)
- ◇参考文献
★遅脈
◇参考文献
書籍
「人体生理学ノート」金芳堂 1982年 p86~p88
「わかって身につくバイタルサイン」学研 2013年 p40~p62
「フィジカルアセスメント ナースに必要な診断の知識と技術」第4版 医学書院 2007 p27~p30 p82
「ナース必携最新基本手技AtoZ」EXPERT・NURSE 保存版 小学館 1994 p27~
「最新医学大辞典」医歯薬出版株式会社 p1223 p1387 p685
インターネット
ウィキペディアHP
//ja.wikipedia.org/wiki/拍動
//ja.wikipedia.org/wiki/心拍数